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ここ数日

ここ数日の行動をまとめてみよう。

26日(火)には、近くの音楽ホールにKiri Te KanawaとFrederica von Stadeの公演を聞きに行ってきました。オペラ歌手です。でもオペラをやってくれたわけではなく、歌を歌っただけでした。遠目には、どちらがどちらなのか判別がつきませんでした。数列前にBaymがいました。

27日(水)は、前日に歌を聴きに行ったりしていたつけが回ってきて、宿題に追われていました。28日に締め切りの宿題が2つ(物理数学と量子力学II)あったので、なかなか切羽詰っていました。意外と物理数学に時間がかかってしまって、物理数学が完成したのが28日の午前3時。この日は寝ていなかったので、段落を変えずに続きを書いてみよう。量子力学IIは、問題は半分くらい解き終わっていたんですが、なぜかTexで宿題を書いているため清書にやけに時間がかかります。朝5時くらいが一番大変でしたが、それを乗り切れば、眠気も減ってきました。朝8時くらいにスターバックスへコーヒーを飲みに行きました。徹夜明けのコーヒーはおいしかったです。その後も黙々と続きを。朝9時前くらいになるとちらほら人が登校し始めてきました。同室のJohnもその頃に登校してきました。28日は僕の誕生日だったので、"Happy Birthday"と言ってくれました。"Thank you"とか答えた気がします。「昨日は、寝たの?」と聞かれて、「いや、寝てないよ」と答えたら"Are you serious?"と言われました。その頃には宿題はあと一問だけになっていたので、多少精神の余裕があったように記憶しています。でも、最後に残っていた問題は一番手ごわいやつでした。電場の演算子と磁場の演算子の交換関係を計算して、同時測定に関して何が言えるのか論じよ、という問題。素直に計算すると実行不可能な積分に到達してしまいます。朝、誰かがこれは"ramp function"のFourier変換だということに気づいたということを聞きました。まあ、実行不可能な積分に到達すると言っても、同時刻の交換関係に限ればちゃんと実行できるので、僕はramp functionは使いませんでした。同時刻だと積分は実行できるんですが、でもデルタ関数の微分みたいな意味不明な関数になります。というかデルタ関数は関数ではないのでその微分も関数ではないのでしょう、たぶん。とにかくよくわからないけどデルタ関数の微分だからゼロじゃないだろうとか思って、同時に正確に測定することはできない、みたいな結論で終わりました。宿題が終わったのがだいたい28日の正午くらい。その後、無事提出し、午後の授業も受けました。午後のBaymの授業で、一回目の宿題が返却されました。採点者のTAさんと話していたら、僕が最高点だったということを教えてくれました、という自慢。ところで28日は僕の誕生日だったので、Johnらが夕食をご馳走してくれるというありがたいイベントがありました。近くのパスタ屋さんへ行きました。おいしかったです。どうもありがとう。帰宅後はさすがに眠たかったです。正味で36時間くらい起きていたのでしょうか。こんなに長い間起きていたのは、大学4年の特別実験のレポート締め切りの日以来です。疲れた。また明日。

さて、29日(金)。この日はTAのお仕事があります。僕は初心者TAなので、今日は先輩TAによる授業参観(つまり、僕の授業がチェックされる)がある予定でした。でも、時間になっても先輩TAが来ず、どうしたのだろうと思いながら授業後に部屋に戻っていく途中でばったり出くわしました。聞いてみたら「バスを逃しちゃって間に合わなかった」とのことでした。まあそんなところだろうと思っていました。ところでこの日は物理学科のコロキウムがありました。話をしたのはBen Mottelson。1975年に原子核理論でノーベル賞をもらった人です。話題は原子核理論。特にシェルモデルだったと思いましたが、OHPが手書きの文字だったので、読めず、というか読む気が起きず、だいたい寝てしまいました。もったいない。最後の質疑応答で、Leggettが質問をしてMottelsonが答える場面がありました。ノーベル賞受賞者同士の質疑応答、というのがなんだか貴重で後でも話題になりました。(質問は、確かHe3の超流動に関することでした。)その日はこの後は家に帰ってからネットサーフィンなんかをして、寝ました。

今日は30日(土)。洗濯・買い物などの家事で一日がだいたい終わりました。お米を買ったり浄水器を買ったりしました。ふう。

まあそんなところです。ではまた今度。
by t_oz | 2006-10-01 11:04