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先週末は、北イタリアの景勝地、ドロミテ渓谷のAlpe di Siusiへ行ってきました。ハイキングに行くつもりで行ったのだけれど、結局スキーなどをやって帰ってきました。土曜日に行って、一泊し、日曜に帰宅。Alpe di Siusiというのは、ドロミテ渓谷の中にある台地(?)のような場所で、夏はハイキング、冬はスキーで賑わうリゾート地です。大学の友達が行くと言うのでついて行ったのですが、何をするのか特に決めず、まあとりあえず行ってから決めるか、みたいな感じで行ってみました。着いてみたら完全なスキー場で、あたり一面のスキー客。こちらのメンバー(僕を含め5人)は皆スキーがほとんどできないので、初日はとりあえずチャスポレと呼ばれる靴の下につけるカンジキを借りて、適当に辺りの雪の中を歩き回ってみました。こんな場所。
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でも初日のお昼の食事が悪かったのか、夜はなんだかお腹の調子が悪く、ホテルのベッドで倒れていました。
翌日は思ったよりも調子が戻っていたので、今度はようやくスキー。みんな完全なスキー初心者だったので最初はどうなることかと思ったけれど、みんなだんだんと慣れてきたようでした。リフトの先に初級コースが待っているはずがなぜか中級コースしかなくて焦ったり(それも二度)、一人が転んだ拍子に指を切って雪を血まみれにしたりといった、アクシデントもあったけれど、最後にはなかなか楽しめました。そんな週末。
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土曜に、日帰りでベネチアへ行ってきました。最近はカーニバル(謝肉祭)のシーズンで、この週末は特にカーニバル最後の週末ということで、噂に聞くベネチアのカーニバルはどんなものか気になってBECセンターの友人2人と妻との計4人での電車による日帰り旅行をしました。トレントからベネチアへ電車で行くには、大きく分けて二つの方法があります。一つは、谷間を鈍行各駅停車でゆっくりと行く方法で、もう一つはもっと早い電車を使ってベローナ経由で(大抵はベローナ乗り換えで)行くという方法です。今回はとりあえず朝にトレントを出て谷間を各駅停車でベネチアへ向かい、帰りは帰りに考えようということになりました。

トレントーベネチア各駅停車の旅は、乗り換えが無くて安い(片道約10ユーロ)という利点があるのですが、残念ながら時間がかかります。電車が時間通りに進めば約3時間15分で着くはずでしたが、今回はベネチアが混みに混むカーニバルの週末で電車も超満員電車。結局予定よりも40分近く遅れた到着でした。朝8時にトレントを出る電車に乗ったのですが、ベネチアに着いたのはほぼ正午でした。
ベネチア駅前はこんな感じ。人がすごい。
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とりあえずメインの広場であるサン・マルコ広場を目指して歩くことにしました。ベネチアのカーニバルの特徴・見所はマスクを付けて仮装をした人たちです。一応のテーマ(マスクを付けて仮装をする)はあるのですが、テーマから逸脱するのは自由で、様々な仮装をした人たちが街を歩いています。ものすごい数の人なので、なかなか進みません。人ごみをかき分けかき分け途中でお昼を食べながらサン・マルコ広場にようやく着いたのは午後3時頃でした。広場は、いろいろな仮装の人たちで賑やかで楽しいことになっていました。仮装をした人たちと、その写真を撮る人たちが溢れています。完全にコスプレ大会なので、もっと日本人も参戦しても良いんじゃないかと思いました。仮装している人たちの写真をいくつか載せておきます。
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サン・マルコ広場でうろうろした後は、水上バスで駅に戻ってきました。ベネチアを出たのは午後6時半ころでしたが、そのころには結構寒くなっていました。帰りはベローナ経由の速い(乗り換え時間を含めて2時間半)けれど高い(30ユーロ)電車で帰ってきました。安い各駅停車ではなかったからか、帰りの電車は空いていて、座って帰ることができました。楽しいベネチア小旅行でしたが、今度はもっと静かなときにゆっくりとベネチアを回りたいですね。
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今まで何度も読もうとしては挫折してきたクーン『科学革命の構造』(邦訳)をついに読んだ。原文が難解なせいなのか訳文に問題にあるのかわからないけれど、実に読みにくい本で、ようやく最後まで目を通すことができた達成感がすごい。内容も、残念ながら最後の数章以外特に印象に残らなかったなあ。この本の議論が現在の生成文法の発展にどう適用されるのかを考えてしまう。
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新しいアパートに移って、妻の滞在許可証の申請も終わったことだし、これで万事うまく行ったかと思ったけれど、イタリアの役所との折衝はまだまだ終わらないようです。妻の健康保険の取得には税務番号(Codice Fiscale)を取得する必要があり、税務番号を取得するには滞在許可証を取得する必要があるようでした。滞在許可証の取得にはあと2〜3ヶ月かかる見込みなので、まだまだ健康保険取得へは時間がかかるようです。イタリア恐るべし。
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週末は、少し雨が降りました。先々週の週末は雪が降ったので、晴れた先週に引越ができてよかった。

引越したので、ついに住民登録です。ポスドクはそんなに長期間滞在するわけではないし、イタリア人でもないなら住民登録しない人も多いのだけれど、僕は妻の滞在許可証の取得の関係もあって住民登録する必要があります。まあ、トレント市に住民登録していると電気・ガスが安くなるのでメリットも多いのですが。イタリアで住民登録するには、"Ufficio dello Stato Civile"という役所に行って申請する必要があります。引越す数日前に申請しておいたのですが、そのときに「日中、何時頃なら家にいますか?」と聞かれました。どうやら、警察官が家にやってきて本当にそこに住んでいるのか確かめた上で住民登録が完了するようです。なかなか厳しいですね。ということで、朝の9時頃には仕事に出かけるけど、それまでなら家にいる、と言っておいたところ、おととい実際に朝8:45頃に家に警官が一人やってきて、僕が家にいることを確認し、家を見て何か書類にいろいろ書いて去っていきました。これで無事住民登録が住んだのだと思います。

ちなみに、イタリアには警察がおおざっぱに分けて3種類あるそうです。一つは軍隊の管轄のカラビニエリ。これは憲兵や軍警察などと訳されることもあるそうです。もう一つは、内務省管轄の国家警察。もう一つは、各自治体が管轄する地方警察。(と思ってWikipediaを見たら、実際は国家管轄が5種類、地方管轄が2種類の計7種類あるそうだ。これはすごい!)歴史的経緯でたくさん警察が生まれてしまったそうで、特にカラビニエリと国家警察は仕事の重複や縄張り争いもあってあまり連携がうまく行っていないようで、最近では重複する仕事をどちらかにまとめたりして効率化を図っているそうです。警察に電話したければ、112番にかけるとカラビニエリに、113番にかけると国家警察につながるようです。いざというときはどちらにかければいいんだろう。警察によって権限もまちまちで、例えば地方警察の警察官が凶悪犯罪を目撃してもその場では逮捕できないこともあって、とりあえず国家警察かカラビニエリに伺いを立てなければいけないとか。イタリアの官僚機構の複雑さには目を見張る物があります。ちなみに、僕の住民登録を確認しにきた警察官は地方警察のようで、物腰の柔らかい人の良さそうな人でした。

しばらく引越すこともないと思うので、週末は買い物に行きました。掃除機やアイロンやミキサーなど、今まで買いたかったけれど引越もあるからと思って買っていなかった物たちを買ってきました。本棚も必要なのだけれど、近くのホームセンターに行ってもぱっとした物が見つからなかったので、IKEAの通販を利用することにしました。早く届くといいなあ。
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