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John McCainはしばしばアメリカの法人税は世界で二番目に高い、これでは会社は他国に逃げていくばかりだから法人税を減らすべきだ、と言っていたけれど、共和党支持の友人から世界で一番法人税が高いのは日本だという話を聞きました。
日本一番、アメリカ二番。まあ妥当なところかなあという気がする。
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ボスがオフィスに入ってきて、「この部屋の空気の化学ポテンシャルはいくつだ!」と言った後、「3択だ!」と言って黒板に「1K, 10^3K, 10^7K」(負符号は除いてある)と書いて去っていきました。

ところで僕のクレジットカード情報が盗まれたようで、昨日誰かがテキサスで僕のカードを使ったことになっていました。不審に思ったカード会社が僕に連絡をくれて、カードは停止。僕に損失はありませんでしたが、物騒な世の中です。
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エキシトンを研究して40年のベテランのフランス人のCombescot女史の講義が大学でありました。最初、英語を話しているのかフランス語を話しているのかわからず混乱したほどの強いフランス語のアクセント。

そのCombescot女史、ダイアグラムを右から左に書いていました。それについて、普通は行列要素は右が始状態で左が終状態になるように書くものだからダイアグラムも右から左に書くのが自然だ、と説明していました。なぜ多くの人が左から右に書くのか昔疑問に思ってNoziereとかAbrikosovとかの偉い人々に聞いてみたところ、誰かが最初に左から右に書き始めたからみんなそれに倣ったんだろうと言われたそうです。自分も若い頃はみんなに倣って左から右に書いていたけれど、もう充分に年を取ったから右から左に書いてもいいだろうと思って今は右から左に書いているそうです。ちなみに素粒子の人たちで下から上に向かってダイアグラムを書く人もいるけれど、それについては誰か「時間は下から上に流れてやがて神に到達する」と言って説明した人がいたそうで、その説明はなかなか面白いと思ったと言っていました。
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Wikipediaの日本語版って多くの記事が英語版の直訳ですね。
少なくとも物理に関する記事ではその傾向が顕著に感じられます。そして誤訳が多い。さらに訳文がぎこちない。
こういうのを見ると、誤訳でも記事を日本語にすることがいいことなのか、それとも誤訳をするくらいなら日本語にはしない方が良いのかと考えてしまいます。どちらがいいのだろうか。
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構内にある日本館(Japan House)で今日、日本っぽいお土産セールっていうのをやっていたので行ってみました。
すると、館長さん(着物を着た年配の女性の方)に日本人であることを見抜かれて、奥の控え室みたいな場所に通されました。で、そこにいた人たちと話をしていると、なぜかお土産物作りに加わることになって、折り紙を折ってそれっぽい飾り物を作ってきました。
僕の作った飾り物が売れたのかは分からないけれど、なんだか舞台裏を見た気分です。

ジェームス・ボンドの新しい映画を観てきました。タイトルが"Quantum of Solace"って言うからにはまあ見てみようか、ということで。
日本公開は来年のようなので感想は控えておきます。
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みなさん、こんにちは。
S&Mシリーズ、残り五冊が届いたけれど、最終巻はメシアの量子力学並みの厚さですね。

最近、近くのホットチョコレート屋が閉店していました。冬場はたまにチョコレートを飲みたくなるんだけど。残念ながらあの店は夏を持ちこたえられなかったか。
僕の住んでるアパートの裏に、今年の夏にスーパーマーケットが出来るはずだったんだけど、まだ建設中。日々工事をしているから(最近窓ガラスが入った!)計画が中止になったというわけではなさそうだけれど、あの進捗状況では今年中にオープンするのは厳しいかもしれない。
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田母神さんの論文問題についてせっかくだから少しコメントをしておこうと思います。

数日前の参考人招致、ネットで全文が読めました。
民主党は、同様の主張の文章を去年雑誌に載せていたのにその時点で問題にしなかったのはなぜか、とか、なぜ懲戒手続きをしなかったのか、とか僕にとっては正直どうでもいいとしか思えないようなことばかり聞いていたので残念でした。(特に、懲戒手続きに関しては、手続きに入ったら懲戒が決定するまでに定年が来てしまうからという僕には至極尤もと思える理由があるにもかかわらず、民主党はつっかかっていました。彼らはいったい何をやりたかったのだろう。)

そもそも議員達の議論の前提が「文民統制の観点から問題がある」ということで始まっているけれども田母神さん本人は村山談話と矛盾しているとは思わないといっているのだから話がかみ合わない。

参考人招致における話の中で唯一本質的な内容を含んでいるなと思ったのは、共産党議員(さすが!)の質問で、統合幕僚学校のある講義の講義目的が『昭和の戦争は東京裁判の起訴状と判決によるような侵略戦争ではまったくなく、自存自衛のためにやむを得ない戦争だったこと。それが了解できれば、現憲法体制は論理的に廃絶しなければならない虚偽の体制だと断言できることを論ずること』であるという点。これは僕は非常に問題があると思う。自衛隊内の学校において太平洋戦争の目的や憲法体系を自由に議論することは重要なことだと思うけれど、その議論の目的が「やむを得ない戦争だったこと」を了解することなどとなってしまうとなると、自由な議論というよりも思想教育だと思わざるを得ない。(あるいは、考察の条件が不足しているのかもしれない。この講義目的の授業が行われた翌週に、仮に、太平洋戦争は純粋な侵略戦争であったことを論ずる、みたいな授業が行われていたとしたならばもちろん話は変わってくる。)いずれにせよ、参考人招致を全文読んでみて唯一意味のある内容について話し合っていると感じたのはその点だけでした。

新聞各紙、社説を出していますが、朝日・読売・毎日の三社は例によって具体的な指摘をせずに田母神さんを批判する低レベルな内容。多少とも同意できる内容を書いているのは産経だけ。各紙の政治的偏向からすれば妥当な結果か。僕は、冷静な議論の出来るリベラル系の新聞の登場を常に待ち望んでいるんだけれど、なかなかありませんね。
少し話は変わるけれど、日本において反戦が反日と結びついているのは非常に憂慮すべき事態だと思っています。僕は戦争には絶対反対だけれど、日本のことは好きなんですよね。僕以外の多くの日本人もそうなんだと信じているけど、反日系マスコミと意味不明な野党が愛国の言説を封じているのはとても悲しいことです。(そもそも、日本においては「愛国」という言葉自体がpolitically incorrectなニュアンスを含んでいる気がする。)

田母神さんの論文が問題なら具体的にどこが問題なのかを議論することはとても重要なことだと思うし、内容について議論が出来ない風潮(僕は、これは大手マスコミと民主党のせいだと思っているけれど)が存在するとしたらそれは北朝鮮と同じだという田母神さんの主張には同意してしまいます。なんで日本はこんなに息苦しいのだろう。

P.S. なぜ日本は息苦しいのか、なんて書いて締めようと思ったけど、いやいやアメリカも息苦しさでは負けてはいない。大統領選挙前、大学内で共和党に理解を示すようなことを口にしようものならいっせいにバッシングを浴びました。(僕は、単にマケインは狂っているわけではないと言いたかっただけなんだけれど。。)どこの国でも政治の話になるとみんな他方の言論を封じようとするようですね。世界は息苦しい。
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今朝、ArXivのphysicsにEdwin Salpeterさん本人(83歳)がBethe-Salpeter方程式について書いた文章が上がっていました。(僕は普段はこのカテゴリはチェックしないんだけど、今日は間違ってクリックしちゃった。)
Bethe-Salpeterの原論文は以前、随分と古い論文だなあ、と思いつつ読んだことがあったので、Salpeterさんがまだ生きていたということに(失礼!)驚いたのでクリックして眺めていました。すると最後の部分に、1950年代の西側諸国はロシアと日本の仕事を十分に評価してこなかった、と書いてあって、続けて、林忠四郎と宗像康雄が日本語では自分達よりも早く同様の結果を発表していたのにBS方程式は依然BS方程式と呼ばれていてHM方程式とは呼ばれていない、と書かれていました。これはBS方程式の張本人にはなかなか書けないことだなあと随分と感心しました。
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夜中の0:07に、amazonから注文していた本の発送をしたというメールが。
こんな夜中にこの会社はいったいどういう仕組みで動いているんだろう。

ちかくのLinens 'n Thingsという生活用品のスーパーが来月閉店するので閉店セールをやっています。(全国チェーンなんですが、今年破産の申請を出していたようです。)片っ端から20%引きになっているので鍋とかフライパンとか包丁とかをいろいろ買ってしまいました。物によっては40%引きも。包丁セット(包丁4本、はさみ、研ぎ棒、木製のナイフブロック)にかなり満足しています。

オバマ氏の肌は「日焼け」、伊首相失言に批判殺到
なるほど一見して人種差別な発言だけれど、なぜそれが人種差別なのか明記されていませんね。「日焼け」と言うことがなぜ人種差別になるのか一分くらい考えてみました。
たぶん、黒い肌の人に対して「日焼け」と言うことが人種差別なのは、白い肌が"普通"であって黒い肌は基準となる白い肌に比較してみると日焼けをしているようであるという考えが根底にあると考えられるからということでいいんでしょうかね。
どうも自分の解釈にしっくりこない。
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物理の世界で「有限温度」というとなぜか「ゼロではない温度」という意味で通じてしまいますが、これではいけないと最近強く思うようになってきたので意識的に"finite temperature"ではなく"nonzero temperature"と言うように心がけています。有限でノンゼロを意味するなんてO(10^{23})並みに意味不明な表現で混乱の元です。
(もしかしたら「有限温度」と言う人たちは逆温度βが有限だと言っているのかも知れないけど、それなら「有限逆温度」と言おう。)
突然このことを書こうと思ったのは、今読んでいる物理の本に「有限の曲率」という表現が出てきて、もうこれはついていけないと思ったからです。ということで、「有限の代わりにノンゼロと言おう」運動を展開中ですのでご協力お願いいたします。
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