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Intelligent Design宣伝ドキュメンタリー映画「Expelled: No Intelligence Allowed」を観てきました。友人8人と行ってきたんだけど、映画館には僕ら以外の観客はいませんでした。だから、映画の間、話し放題。

この映画はBen Steinというタレント(弁護士で作家で、テレビやラジオでも有名な人らしい)がいろんな人にインタビューするドキュメンタリー形式のIntelligent Design宣伝映画です。(Intelligent Designを知らない人へ:Intelligent Designっていうのは進化論に対抗するために創造論者が生み出した"理論"で、それによると生物は何らかの"知的存在"の介入によって進化を遂げ現在に至っているのだそうです。)

映画は、まず現在の科学がIntelligent Designを根拠無く排斥しており、学問の自由が侵されている、という警鐘から始まります。そして、進化論が実際には非常にもろい土台の上に成り立っているという説明があります。そのうち、進化論は優生学につながりそれがナチズムへといたった非常に危険な理論だという説明に入っていきます。「進化論はナチズムの十分とは言わないが必要な条件だ」という言葉には目からうろこが落ちました。Ben Steinがドイツの強制収容所跡に行ってユダヤ人が殺害された場所を見て回ったりもしています。この場所で虐殺が行われていたのか・・・むごい・・・進化論はなんて愚かな考え方なんだ・・・って気がしてきます、っていう効果を狙ってます。ちなみにBen Steinはユダヤ人です。Richard Dawkins (Intelligent Design反対派の急先鋒)へのインタビューもあります。彼の主張が明らかにひどくゆがめて伝えられてるのが面白かった。

要するにプロパガンダ映画ですが、アメリカの 進化論 vs Intelligent Design 論争に興味のある人は是非観てみてください。
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ついにヒッグスがATLAS@Cernで観測されたそうです。すげー。
証拠写真は
http://event.twgrid.org/isgc2008/Presentation%20Meterial/HEP/HEP_Kors%20BOS.pdf
の最後のページです。
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親不知が痛んできたので近所の歯医者へ。

歯医者、日本とは雰囲気違うなあ。いたるところに、支払い方法に関する注意書きが貼ってある。現金でも、小切手でも、クレジットカードでも構いませんよ。ローンでもいいよ。みたいな。現金か小切手だと値引きもありますよ、みたいな。

歯医者さんが歯を見た後、事務の人がやってきて費用の説明が始まる。施術がいくらで麻酔がいくらで云々。局所麻酔だといくらで全身麻酔だといくらで云々。保険でいくらカバーされるので自己負担はいくらで云々。金額の明細をもらいました。

先週歯医者に行って今日は口腔外科に行ってきたんだけど、どちらも上に書いたプロセスは似たような感じ。でも、歯医者さんのほうは主な興味はお金儲けで、口腔外科医は僕のことをちゃんと考えてくれているように感じたので口腔外科医の方が好感度高かったです。(歯医者さんのほうは、歯が痛いんですけど、って言ったんだけど歯のクリーニングの話を始めて痛みの方はどうでもいいみたいな印象。口腔外科医は、日本で保険が利くんだったら日本に帰って手術した方がいいかもしれないよ、とか、痛み止め処方しとくよ、とか言ってくれたのでかなりいい人だった。特に歯医者に比べて。あれ、ちょっと待てよ。日本人だって告げた記憶は無いんだけど、どうしてわかったんだろう。あの外科医ただものではない。)

日本に帰ってから親不知抜歯っていう手もあったんだけど、痛みもあるし、せっかくだからこっちで抜いてもらうことにしました。一応大学の学生保険で歯もカバーされてるので自己負担はそれほどでもありません。手術は来月上旬。
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Gmailの広告って見てるメールの内容にシンクロしたものが出るようになってるんでしょうかね。今、指導教官とやり取りしている題名にWilson Loopが入ったメールを見てたら、となりの広告が"Wilson歩道舗装"っていう舗装会社の広告になってました。
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50年前の死刑執行の瞬間をラジオ放送 関東で5月6日
の記事の中で紹介されている菊田幸一さんの言葉
「録音に死刑囚の肉声もあるそうだが、おとなしく死を待つ死刑囚が選ばれたはずで、死刑が粛々と執行された印象を与えかねない。死刑執行の実態はもっと残虐なもので、中立的な死刑執行の報道とは思えない。こういうものを公にすることには賛成できない。」
に感銘を受けたのでここに記録しておきます。・・・そうだが、・・・はずで、・・・賛成できない。という流れで話をしていますが、よくもまあ「・・・はずだから賛成できない」なんてことを実際に聞きもせずに言えるものだと感心しました。
もしくは、彼は実際に録音を聞いたのでしょうかね。

しかし、こういう人がいるから日本の死刑廃止運動は盛り上がらないんだ。印象悪すぎるよ、これじゃあ。みんなもっと真面目にやってよ。僕は今のところ死刑には賛成ですが、実は誰か廃止論者の方に説得してもらうのを待ってるって感じです。廃止論者募集中。是非僕を説得して死刑廃止論者にしてください。
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John Wheelerが亡くなりましたね。Everettの指導教授。というかFeynmanの指導教授。Feynmanの博士論文は経路積分、Everettの博士論文は多世界解釈。どういう指導教官だったんだろうなあ。
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中田が以前日記でガン推ししていたギタリストの谷本光さんの動画をついに観ました。あれはすごいな。やばい。youtubeで彼がギターを始めて1年の頃の動画っていうのも見つけたんだけど、あれはすごいな。やばい。世の中には天才がいるものだ。
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さあ、今年も確定申告の時期がやってまいりました。
去年は税金の払い戻しで計4万円くらい戻ってきたんだけど、今年は計算したところ1万2千円くらいしか返ってこない。州の税金の払い戻しにいたっては2セントで、1ドル以下の払い戻しはないようなので結局ゼロ。あー、税金の払い戻し結構当てにしてたんだけどな。予定してた買い物が出来なくなってしまった。
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研究のこと、というほどでもないけど。
ここ一週間くらいある5重積分に困っています。積分の順序を変えると答えが変わってくる。被積分関数を見るとフビニの定理が成り立たないことはすぐ分かるんだけど、どの順序で計算したものの方が物理的に有意味なのか分からない。でもたぶん本質的なのは積分順序なんかじゃなくて別の場所に隠れてるんだろうな。うー。
まあ、そういう愚痴。
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2005年のメキシコ映画『El Violin』を観てきました。
ほとんど予備知識無しで観に行って、モノクロだったので勝手に50年くらい前の映画なのかなあなどと思って観ていました。でもその割には構図とかカット回しとかやけに洗練されてるのでメキシコにはこんな凄い映画が存在していたのか、と驚いていました。後で調べたら2005年の映画だったので技術的な部分は納得。内容も素晴らしかった。主人公はバイオリン弾きのおじいさん。反政府組織としての顔を持つ村に住んでいるんだけど、ある日バイオリンの興行(?)から帰ってくると村が政府軍に襲撃されていて・・・という話。バイオリンが話に重要に関わってくるんだけど、その辺りは観てのお楽しみ。
邦題は『哀しみのバイオリン』というのだそうです。日本では今のところ残念ながら映画館での公開はされていないようです。
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