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今週

水曜日、George Dysonさん(Freeman Dysonの息子さん)の講演があったので聞きに行ってきました。コンピュータの発展について、特にvon Neumannを中心に。実際の資料を交えて話してくれたのでなんだか当時にいるような気分になれて面白かった。プリンストンの高等研究所の地下に作ったコンピュータを使っていた技術者の日誌とか。

Preliminary Examに提出するためのレポートが完成。今週は文字通り毎日書き直してこれについてボスと話し合っていました。Prelimの位置づけはイリノイでは学科ごとに異なっています。たとえば工学部ではPrelimはほとんど博士論文審査と同義で、それをパスすれば博士号はいつでも取れるというものになっているようです。物理学科ではそうではなく、Prelimは博士課程でどういう研究をしていくかを説明する試験のような意味合いになっています。だから、パスしたからと言ってどうだということでもないんだけれど、一応博士候補生になるということと、給料が若干(月に2000円くらいかな)上がるということはあるみたいです。ぼくの実際の試験は今月下旬。

『1Q84』を読み終わりました。僕はミーハーなんだと思います。
村上春樹はあまり読まないから(今まで読んだことがあるのは『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』と『海辺のカフカ』)、村上春樹文学における位置づけとかそういうのはさっぱりわからないけど、1Q84には『ノルウェイの森』は別としてもねじまき鳥とカフカのときに感じたミステリアスな読みにくさがなく、安心して読めました。でも、あまりネタ晴らしはしたくないけれど、タイトルの必然性がいまいちよくわからなかった。
by t_oz | 2009-10-04 17:24